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HDD内部動作
更新日時:07/02/28

HDD(ハードディスクドライブ)はPCのデータの読み出しや書き込みを行っているパーツですが、実は内部では色々面白いことをやっているので、まとめました。

起動時
■PC起動時のHDDの動きです。
このとき何を行っているのでしょう?

←画像をクリックすると動画で見れます。

・まずHDDが動き出すと、ディスクが規定の回転数になりヘッドが動作可能になると、制御するためのプログラム(ファームウェア)を読み込みにいきます。制御プログラムは、容量が大きくHDDに搭載しているROMに全て入るようにするとコストがかかるため、プログラムの一部をメディア(ディスク)上に置きそこから読み出しています。さらにヘッドを駆動する周波数や、メディアの特性パラメータ等も記録されています。

・制御プログラムやパラメーターを読み込むまでは、ROM内に入っている制御プログラムだけで動作しなければならないので本来の性能がでていない状態でヘッドを動かします。その為、制御プログラム等のシステム領域は、通常のデータを書き込む場所にくらべ、記録密度を低くしています。

・システム領域からの情報が読み出せるとHDDの能力は100%出せるようになります。

読み書き時
■読み込み書き込み時のHDDの動きです。

←画像をクリックすると動画で見れます。

・HDDは読み込み書き込みを失敗したときは、その動作を再試行(リトライ)します。特に読み込み時のリトライは、出来ない場合データを失うことになるので、ドライブとしてはあらゆる方法を駆使してデータを読み出そうとしています。

・はじめの数回は単純に再読み出しを繰り返します。これで駄目ならヘッドの位置をトラックの中心から少し外側や内側にずらしてリトライします。さらに読み出しに関するフィルター定数をずらしたり、Auto-Gain-Control(AGC)を微調整したり、Error-Correcting-Code(ECC)によるエラー訂正したりデーターの再読み出しを繰り返し行う。

・書き込み時のリトライ動作は、ほとんど無くヘッドの位置を監視してトラックに対する位置情報がずれた場合にリトライになる。通常は正常に書き込めたかどうかは、読み出しするまで分からないと言うことになる。
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